日本性感染症学会に参加してきました
トピックス
2018/01/30
2017年12月2日~3日に北海道札幌市で開催された性感染症学会の第30回学術大会に参加しました。
近年、感染者が増加傾向にある「梅毒」についての発表が多く見られ、弊社も梅毒についての発表を行いました。
弊社で発表した内容は、弊社内で検査を行い陽性と判定した人数の集計とその考察です。陽性と判定した人数は、2014年頃より年々増加していることが分かりました。検査数が増加しているものの陽性率が増加していましたので、陽性者が増えているのだと考えられます。また、その陽性者の増え方としては、最近の2年間では20代女性の陽性者が多く見られ、若い女性に梅毒が流行していることを示唆する結果となりました。
感染者の数で考えると、梅毒よりも圧倒的に多いのがクラミジアや淋菌です。症状が現れない無症候性感染者がかなり潜んでいるとの報告もありました。
感染拡大防止へ何らかの対策を講じる必要があり、すぐできる対策としては、性交渉の際にコンドームを使用することだと思います。他の対策としては、定期的に性感染症の検査を受けることも有効です。早期発見・早期治療ができれば感染の拡大を防ぐことができます。
病院や保健所等で検査を受けることができますが、症状がないのに病院へ行くのには抵抗がある、できれば誰とも顔を合わせたくない、などと思っている方は当社のような郵送検査を活用されてみてはいかがでしょうか。