B型肝炎ウイルス(HBV)は、輸血で感染しますか。
日本赤十字社の血液センターにおいて、献血前の問診やB型肝炎関連マーカー(HBs抗原やHBs抗体など)の検査、さらに核酸増幅検査をスクリーニング検査として導入したことにより、輸血後B型肝炎は大きく減少し、安全性が向上しています。しかし、HBVが検出できない感染後ごく初期の時期に献血された血液からB型肝炎に感染してしまう可能性はわずかにあり、スクリーニング検査によって献血された全ての血液のB型肝炎ウイルスを検出することは不可能であるといわれております。
検査目的の献血は、絶対にしないことが何より大切であると言えます。