梅毒について
感染経路 | 性交渉(口腔や肛門も用いた行為も含む)、母子感染(経胎盤感染) |
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潜伏期間 | 3週間程度 感染から症状が出るまでの期間です。 |
放置してまうと… | |
検査時に採取する物 | 血液 |
検査方法 | STS法:臨床経過をよく反映するため治療経過の判定に適している。 生物学的偽陽性反応(梅毒以外の感染症や膠原病、妊娠や高齢者で陽性となること)があります。 TP抗原法:特異性が高く、確定診断として有用。 一度陽性となると治療しても陽性が持続する為、治療効果や治癒の判定には使用できません。 ※1.RPRテスト(STS法)より先にECLIA法(TP抗原法)で陽性になることがあります。 ※当所の検査は、ECLIA法を行っています。 ※ECLIA法で陽性反応があった場合のみ、追加でRPRテストを行っています。 |
予防法 |
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▽ 梅毒検査 が陽性(+)の方へ ▽ | ||
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ご注意事項 |
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診療科 | ・皮膚科 ・性病科 ・泌尿器科(男性) ・婦人科(女性) |
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治療法 | 経口合成ペニシリン剤服用(アモキシシリン) |
副作用 | 下痢、軟便、食欲不振、吐き気、腹痛、過敏症(発疹)など |
治療期間 | 第1期梅毒 : 2~4週間 第2期梅毒 : 4~8週間 第3期梅毒 : 8~12週間 抗菌剤を服用します。 |
治療中の注意 | 治療開始後数時間で 39℃前後の発熱、全身倦怠感、悪寒、頭痛、筋肉痛などの症状が現れることがあります。これは薬の副作用ではなく、梅毒トレポネーマが破壊されるために起こる現象です(Jarisch-Herxheimer反応)。 医師の指示に従い、必ず最後まで治療を行ってください。 治癒が確認されるまでは、性交渉は控えてください。 |
治療後の注意 | 梅毒に一度感染すると梅毒トレポネーマに対する抗体(抗TP抗体)が作られ、長い期間、体内に残り続けますが、この抗体には再感染を防ぐ効果はありません。治癒後は再び感染しないように予防し、検査で再感染していることがわかったら、すみやかに治療を行う必要があります。 |
梅毒について詳しくお知りになりたい場合には、当社のHPをご参照ください。