▽ 子宮頸がん検査(細胞診)を受けられた方へ ▽
ご注意事項
  • ・子宮頸がんの原因のほとんどはヒトパピローマウイルス(HPV)です。
  • ・HPVは、性交渉によって感染しますが、感染はごくありふれたもので、性交渉を持つ女性は生涯に一度は感染するといわれています。
  • ・HPVに感染してもほとんど(約90%)は2年以内に自己免疫力によって自然消失しますが、排除できずに感染が長期化(持続感染)すると、やがて子宮頸がんへと進行します。
  • ・HPVに対する治療はありませんが、子宮頸がん細胞診を定期的に受けることで、子宮頸がんの前段階で治療することができます。
  • ・HPVと子宮頸がん細胞診を両方検査していただくことで診断の精度を上げることができ、また将来がんになるリスクの有無もわかります。

 

診療科 婦人科
治療法 ●円錐切除(病理診断)
精密検査の結果が高度異形成や上皮内がんであった場合、検査と治療を兼ねて円錐切除をします。まず検査として病変部の広がりを判定し、根治手術の必要性の有無を診断します。病変が上皮内がん以内でしかも取り切れていれば治療完了と なります。
円錐切除の方法は、一般的には局所麻酔下にレーザーなどにより子宮頸部を円錐形に切除します。多くの医療機関では1~2泊の入院を必要としていますが、日帰り手術も可能です。

 

 

  子宮頸がんについて詳しくお知りになりたい場合には、当社のHPをご参照ください。