- ①症状が出なかったり、消えてしまう性病もある
- ②症状が出ている時は病院へ
- ③診察が恥ずかしい人は郵送検査がおすすめ
『白っぽいおりものが出る』『尿道から膿がでる』『のどがイガイガする』などの症状が出た場合、これってもしかして性病なの?と不安になる方がいると思います。そんな方のために性病の症状一覧をご紹介します。
※症状と病名は、性感染症が引き起こす一般的な症状について表示したもので、お客様の感染を示すものではありません。
※症状のある方は、すぐに病院や保健所または検査キットでの検査を受診してください。陽性判明後は必ず医師にご相談ください。
性病の症状一覧【男性】
男性の性病は、男性器にできものができたり、排尿時に痛みを感じたりする場合が多いです。
ただしクラミジアなどは症状が出にくく、感染に気がつかない事が多くあります。梅毒は症状が出てもしばらくすると消えてしまう事がほとんどです。そのように症状が分かりづらく、感染に気がつきにくい性病もあるため、定期的に検査を受けるようにしましょう。
◎尿道から膿が出る
水っぽい透明~白色の分泌物が出る。分泌物の量は少ない。
粘性のある白黄色の分泌物が出る。分泌物の量が多い。
透明~白色の分泌物が出る。分泌物の量は少ない。
透明~白色の分泌物が出る。
性器周辺に痛みを伴う水疱や潰瘍ができる。
◎排尿時に痛みや違和感がある
排尿時に軽い痛みがある。尿道に軽い痒みや不快感がある。
排尿時に強い痛みがある。
排尿時に軽い痛みがある。尿道に痒みや不快感がある。
排尿時に軽い痛みがある。尿道に不快感がある。
◎陰部にかゆみがある
陰毛を良く見ると、卵や虫をみつけることができる。
亀頭や包皮に痒みや軽い痛みがある。白いカスや赤みがある。
痒みの後に痛みを伴う水疱や潰瘍ができる。
◎性器や肛門にできものがある
痛みや痒みがないしこりができ、その後潰瘍となる。
痛みや痒みはなく、徐々にカリフラワー状のイボイボが増えて大きくなる。
痛みを伴う水疱ができ、その後潰瘍となる。
病気ではなく生理現象として、ブツブツができることがある。
◎咽頭(のど)の腫れや発赤がある
喉に不快感がある。喉が腫れる。喉に痛みがある。
初期症状としてのどの痛みや、発熱、リンパ節の腫れ、倦怠感、筋肉痛などの症状が現れることがある。
◎口唇に腫瘍(ただれ)や水疱ができた
痛みや痒みはない。
赤く腫れた後、水疱ができ、その後つぶれてかさぶたができる。
性病の症状一覧【女性】
女性の性病は、女性器にできものができたり、不正出血や、おりものの色や臭いに変化が現れる場合が多いです。
ただしクラミジアや淋菌などは症状が出にくく、感染に気がつかない事が多くあります。梅毒は症状が出てもしばらくすると消えてしまう事がほとんどです。放置してしまうと不妊の原因になったり、妊娠している場合は母子感染を起こす危険もあります。定期的に検査を受けるようにしましょう。
◎おりものに異常がある
灰色のおりものがある。おりものに悪臭(魚臭)がある。
白色のチーズ状または粥状のおりものがある。おりものの量が増えた。おりものに異臭がある。
泡沫状の黄緑色のおりものがある。おりものの量が増えた。おりものに悪臭がある。
緑白色~淡黄色のおりものがある。おりものの量が増えた。おりものに異臭がある。
緑白色~淡黄色のおりものがある。おりものの量が増えた。おりものに異臭がある。
◎不正出血がある
性交痛がみられる場合もある。
性交痛がみられる場合もある。
排尿時に軽い痛みがある。尿道に不快感がある。
◎性器周辺にかゆみがある
強い痒みや灼熱感がある。
強い痒みがある。
陰毛を良く見ると卵や虫をみつけることができる。
痒みの後に痛みを伴う水疱や潰瘍ができる。
◎下腹部が痛い
軽度~重度の痛みがある。
軽度~重度の痛みがある。
◎排尿時に痛みや違和感がある
軽い排尿痛や不快感がある。
軽い排尿痛や不快感がある。
軽い排尿痛がある。
排尿時に強い痛みがある。
◎性交時に痛みがある
不正出血がみられる場合もある。
不正出血がみられる場合もある。
性器に強い痒みがあり、性交時に痛みを伴うこともある。
性器に強い痒みがあり、性交時に痛みを伴うこともある。
不正出血がみられる場合もある。
◎性器や肛門にできものがある
痛みや痒みがないしこりができ、その後潰瘍となる。
痛みや痒みはなく、徐々にカリフラワー状のイボイボが増えて大きくなる。
痛みを伴う水疱ができ、その後潰瘍となる。
◎咽頭(のど)の腫れや発赤がある
喉に不快感がある。喉が腫れる。喉に痛みがある。
初期症状としてのどの痛みや、発熱、リンパ節の腫れ、倦怠感、筋肉痛などの症状が現れることがある。
◎口唇に腫瘍(ただれ)や水疱ができた
痛みや痒みはない。
赤く腫れた後、水疱ができ、その後つぶれてかさぶたができる。
性病の検査はどこで受けられる?
性病かもしれない症状が出た場合には、検査を行うようにしましょう。
性病検査は主に次のような所で受診可能です。
● 病院
● 保健所
● 郵送検査
『病院』はすぐに治療が受けられるため、痛みや痒みといった我慢できない症状がある場合には、真っ先に病院へ行くことをおすすめします。
症状はないけど感染しているか不安な方や、病院で性病検査を受けるのは恥ずかしいといった方は、検査を匿名でできる『保健所』や、自宅で採取をする『郵送検査』がおすすめです。
『郵送検査』の場合は、誰にも会わずに検査ができるため、性病検査に抵抗があるという方でも安心して受けられます。
痛みはないけど病院で治療したほうがいい?
あの時の行為ちょっと不安だったな…
など思い当たることがある場合は性病検査をしてみましょう。