- ①まずは医療機関を受診する
- ②GMEは協力医療機関がある
- ③パートナーも受診する
- ④治療は完治するまでしっかり行う
GMEでは郵送検査の結果が陽性だった場合、スムーズに治療ができるよう様々なアフターフォローをご用意しています。
検査結果が陽性だった場合には、必ず医療機関を受診していただきます。GMEと提携している協力医療機関やオンライン診療などを利用して、自分にあった治療方法を選択しましょう。
陽性の場合はすぐに病院を受診しましょう
検査結果が陽性だった場合は、症状がなくても必ず医療機関を受診しましょう。
性感染症は治療しなければ治りません。症状がなくても、保菌した状態での性行為はパートナーに感染させてしまう可能性があります。
また、もしもパートナーに感染させてしまったかもしれない場合は、パートナーにも検査を受けてもらうようにしましょう。片方が完治しても、片方が保菌しているままだと、また再感染させてしまう恐れがあります。
GMEの郵送検査で陽性だった時の対応は?
GMEでは診察・治療を行うことができません。そのため郵送検査で陽性だった場合は、なるべく早めの医療機関への受診をおすすめいたします。
ただ、GMEでは診察などはできませんが、協力医療機関など様々なアフターフォローをご用意しております。
ここでは協力医療機関・オンライン診療・HIV相談窓口について解説したいと思います。
1.協力医療機関
GMEの郵送検査の趣旨や検査方法をご理解いただき、お客様の診察・治療がスムーズに進むようご協力いただいている医療機関です。
重複検査を省き、すぐに治療を始める事ができるので何度も病院に行く必要がありません。また、重複検査を行わない分、最低限の費用に抑えられます。ただし、医師の判断で必要に応じて再度検査を行うこともあります。
2.オンライン診療
オンライン診療とはパソコンやスマートフォン、タブレットなどで病院の予約から決済までをオンライン上で行う診察・治療方法です。
薬の配送手配も全てオンライン上で完結するため、郵送検査と組み合わせてスピーディーな治療が可能となります。
GMEが提携しているオンライン診療では、クラミジア・カンジダ・トリコモナス・マイコプラズマ・ウレアプラズマ・尖圭コンジローマ・性器ヘルペスがオンライン診療対象の項目となります。
※オンライン診療は全て自由診療となります。保険を使用しての診療はできません。
※GMEでは、ウレアプラズマ、尖圭コンジローマ、性器ヘルペスの検査は行っておりません。
3.HIV相談窓口
GMEは、NPO法人ぷれいす東京と提携しています。ぷれいす東京にて、対面や電話での相談が可能です。
HIV検査において、弊社での結果判定待ちや陽性判定を受けた方が、ぷれいす東京の相談窓口を利用した際にスムーズにフォローを受けられるようになっております。
HIV検査を受けて、不安な気持ちになられた場合には、ご利用をおすすめいたします。
郵送検査で陽性の場合、病院の受診には何が必要?
GMEの郵送検査で陽性だった場合、医療機関へ受診する際の手順や必要書類を紹介いたします。
必要書類
・検査結果報告書
・診療・診察時のお願い
◎受診の手順
①該当する陽性項目で治療が必要な場合には、検査結果報告書と診療・診察時のお願いを持参し、GME協力医療機関またはお近くの医療機関を受診してください。
※検査結果報告書には検査方法と判定基準等が記載されています。
②医師の判断により薬剤処方または再検査を行います。
③点滴や薬の服用等で治療を行います。症状が改善されても途中で薬の服用を中止せず、最後まで服用してください。
④病院にて治癒の確認を行います。
※治癒確認の検査を行うかは医師が判断します。
性病ってどんな治療をするの?
性器クラミジア
抗菌剤の経口服用・点滴投与(マクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系)
【服用期間】1~7日(抗菌剤の種類によって異なります。)
【治癒判定】投薬開始から2~3週間後に陰性化(治癒)の確認を行います。
性器淋菌
抗菌剤の単回投与(静脈注射:セフトリアキソン、筋肉注射:スペクチノマイシン)
【服用期間】単回投与
【治癒判定】投薬開始から2~3週間後に陰性化(治癒)の確認を行います。
のどクラミジア
抗菌剤の経口服用・点滴投与
【服用期間】おおよそ1~14日(抗菌剤の種類によって異なります。)
【治癒判定】投薬開始から2~3週間後に陰性化(治癒)の確認を行います。
のど淋菌
抗菌剤の静脈注射(セフトリアキソン)
【服用期間】単回投与~複数回投与
【治癒判定】投薬開始から2~3週間後に陰性化(治癒)の確認を行います。
トリコモナス
経口服用(メトロニダゾール)、膣錠(メトロニダゾール)
難治例や再発の場合には、経口、膣錠による併用療法を行います。
【服用期間】おおよそ10日
【服用の注意】妊娠中の経口投与は胎児への影響の可能性があるため、原則として、妊婦への経口投与は避け、妊娠初期では、膣洗浄と腟剤の挿入のみで治療を行います。しかし、最近では妊娠14週以降の服用は安全性が確立されていると考えられます。
服用中の注意:服用中及び服用後3日間に飲酒を行うと、腹部の仙痛・嘔吐・潮紅などが現れることがあるので、この期間は飲酒を避けるようにするのが大切です。
【治癒判定】症状の消失とトリコモナス原虫の消失に確認
女性の場合、残っているトリコモナスが月経中に増殖するため、月経後にも原虫の消失の確認が望まれます。
HIV
現在、HIVを完全に除去させる薬はありません。
しかし、適切な時期に抗HIV薬を内服することでHIVの増殖を抑えることが可能です。日和見感染症を発症した場合には、それに対する治療を行います。
梅毒
経口合成ペニシリン剤服用(アモキシシリン・アンピシリン)
【服用期間】
・第1期梅毒 2~4週間
・第2期梅毒 4~8週間
・第3期梅毒以降 8~12週間
ベンジルペニシリンカリウムの点滴(静注神経梅毒・先天梅毒の場合)
【治療期間】10~14日
ベンジルペニシリンベンザチン水和物(ステルイズ)の筋注(早期梅毒)
【治療期間】単回投与
全国各地の協力医療機関やオンライン診療
HIVの相談窓口などと連携しているため自分にあった方法を選ぶことができます