GME医学検査研究所の検査技師監修
GMEの検査室には国家資格をもった臨床検査技師が常駐しています。
検査はもちろん、お客様の質問や疑問にも検査技師が直接お答えしています。GME医学検査研究所の検査技師監修のもと“性病”についてのご質問や、実際の体験談からリスクのある行為について回答いたします。
誰にもバレずに自宅でできる郵送検査についてはこちら ▶自宅でできる性病検査 | GME医学検査研究所
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思い当たる行為から1か月後くらいに伝染性単核球症と診断されましたが、詳しい検査をしていないので急性HIV感染症をうたがっています。(その診断が本当にEVウイルスによるものでHIVではないことを確認したい)
伝染性単核症の原因ウイルスはほとんどEBウイルス(EBV)の初感染と言われています。一部ではサイトメガロウイルス(CMV)やアデノウイルス(ADV)、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)などが原因ウイルスとなることがあります。
EBVの感染力は比較的強く感染者の唾液を介して感染するので、EBVが原因ウイルスとなっている可能性が高いと考えられますが、不安を抱えていらっしゃると思いますので安心を得るためにも検査する事をおすすめいたします。
月1こちらを受検しています。梅毒について『TP抗体検査で陽性だがRPRで陰性』との判断が続いています。こちらはどういう事でしょうか。
梅毒の検査にて、基本的に抗TP抗体は過去の感染の有無を反映し、RPRは現在の感染を反映しております。
梅毒は治療するとRPRは陰性化しますが、抗TP抗体に関しては長期間陽性が継続します。
再感染に関しては、RPRの陽性化がひとつの指標となっておりますので、継続して検査を受けていただきますようお願いいたします。
コンドームを着用せずに性行為を行った女性が、カンジダとクラミジアを発症しました。
相手の女性は自分以外とも性行為を行っていたので、検査をさせていただきました。宜しくお願いいたします。
カンジダとクラミジアを発症した方と避妊具を着用せず性行為を行ったとのことですが、非常に感染リスクが高い行為です。HIVや梅毒、淋菌など他の性感染症の検査も実施する事を強くおすすめいたします。
1週間前からペニスに班点ができはじめました。
性感染症の可能性がありますが、皮膚科領域の疾患が性器に現れた可能性もあります。
弊社での検査が陰性でも皮膚科または泌尿器科の受診をおすすめいたします。
突然酒やけした声が数週間続いたのですが、治りかけた頃に検査を行ったらまさかの陽性
しかしながら、その症状を患っていた頃の相手の方は陰性で、あの酒やけ声は何だったんだろうと未だに頭を抱えています。婦人科へ行って、薬を処方して頂きましたが、治っているかどうか初めてのことなので大変心配です。
今回の酒やけ声と性感染症はおそらく関係なかったのではないかと考えられます。
クラミジアや淋菌の咽頭感染は症状が乏しい事が多いので、酒やけ声は風邪等他の原因があったと考えられます。なお、治癒確認の検査では、治療開始後3週間程度の期間開けて検査をされますようお願いいたします。
目ヤニ、性器に痒みあり、アデノウイルスの可能性あり、クラミジアと症状が似ていて分かりません。
アデノウイルスもクラミジアも目に感染すると結膜炎を発症することがあります。日本でのクラミジアによる結膜炎は少数であると言われています。両方とも症状が似ていて判別が難しい為、医療機関(眼科)の受診をおすすめいたします。
また、性器の痒みに関しては性感染症の恐れがあります。今回性器クラミジアの検査が陰性でも他の項目も検査する事をおすすめいたします。
性行為は10年していない。5年前以上から機会があれば献血している。3ヶ月前に献血をした後赤十字病院から梅毒陽性との結果を聞く。症状はでていないけど今後心配。
最後の性行為が10年前で、5年以上献血をしていて最近になって梅毒陽性と言われたとのことですが、感染機会が10年前であることから、非特異的な反応による梅毒検査の偽陽性である可能性が高いと思われます。
相手男性のペニスの裏筋のところにニキビみたいな出来物があった為、自分が何か移してしまったかどうか気になった。
パートナーの男性器にニキビのような出来物があったとのことですが、梅毒などの性感染症の恐れがあります。また、病気ではなく生理的な現象として現れるフォアダイスの可能性も考えられます。パートナーの方と一緒に検査することをおすすめいたします。
腕と足に急に赤いぽつぽつと陰茎部にポロポロしたものが出てきて身体に異常を感じてます。
赤いぽつぽつは梅毒、陰茎部のボロボロしたものはカンジダの可能性があります。しかし症状だけでは性感染症か皮膚科領域の疾患か判断は難しいので、検査することをおすすめいたします。
リスク行為は10日前の深夜。扁桃腺が少し腫れ、白い膿がついている状態になった。
咽頭のクラミジア、淋菌に感染している恐れがあります。
扁桃腺は溶連菌など様々な細菌やウイルスで腫れますので、弊社の検査が陰性でも症状が良くならない場合は医療機関の受診をおすすめいたします。
性病を予防するために気をつけること
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①オーラルセックスも含めてコンドームを正しく使用する
性病は、粘膜同士の接触や分泌液と接触することにより感染が起こりますので、セックスやオーラルセックスをする際は最初から最後までコンドームを着用するようにしましょう。
100%の感染予防率ではないとはいえ、コンドームを使用するのとしないのとでは感染リスクが大きく変わってきます。 自分のこともパートナーのことも守るために、コンドームを使用して安全な性行為を目指しましょう。
詳しいコンドームの使い方はこちらのコラムを参照してください。
▶【コラム】コンドームで性病予防はできる?正しく使うポイントや性病リスクを下げる方法も紹介 -
②不特定多数の相手と性行為をしない
性病の中には性行為以外で感染するものもありますが、ほとんどは性行為によって感染します。
症状がなかったり、潜伏期間のため感染に気が付かないまま、性行為にいたってしまうケースがあります。不特定多数の人と性行為をしていれば、それだけ感染リスクが上がってしまいます。
性行為は決まったパートナーと行うようにしましょう。性病の潜伏期間についてはこちらのコラムを参照してください。
▶【コラム】性病は潜伏期間中でもうつる?その可能性や検査可能時期を解説 -
③剃刀、歯ブラシ、タオル等の直接肌に触れる物の共用は避ける
【HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎】
他人の血液に直接触れた場合に感染する恐れがあります。注射器、歯ブラシ、カミソリなどの共用はしないようにしましょう。HIV(エイズ)についてはこちら
▶HIV(エイズ)の症状や感染経路について
梅毒についてはこちら
▶梅毒の症状や感染経路について
B型肝炎についてはこちら
▶B型肝炎の症状や感染経路について
C型肝炎についてはこちら
▶C型肝炎の症状や感染経路について
【トリコモナス】
トリコモナスは主に性行為によって感染しますが、原虫が感染源ですので、下着やタオル・便器や浴槽などを通じても感染します。ごくまれに、性行為の経験のない女性や子供でも感染する可能性があります。トリコモナスについてはこちらのコラムを参照してください。
▶【コラム】性経験がなくても感染してしまう?【トリコモナス症】 -
④定期的に検査をする
感染してしまった場合、被害を少しでも抑えるためには早期発見と速やかな治療が重要です。
性行為をする機会があるなら定期的に性病検査を受ける習慣をつけ、もし感染していたらすぐに治療を行いましょう。郵送検査についてはこちら
▶自宅でできる性病検査